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2009年04月17日

カタクリ

誰もが知る 春の妖精 です。

日本産はピンクが一般的ですが、最近ではアメリカやカナダの黄花カタクリや白花カタクリもみられるようになりました。





オークヒルズの、森のレストラン横の山の斜面では、黄色カタクリが毎年、春の訪れを告げてくれます。





さて、植物はその生育地をひろげんがため、驚くべく秘策を出してきます。

カタクリはエライオソームという蟻が好む物質を種子につけ、蟻を媒体に生育地を広げるそうな。
甘いのかな?
今年、種子ができたら、舐めてみなくちゃ。


昔はこの鱗茎から片栗粉を作っていたというのは、ご周知の通りですが、葉も花も食べることができます。
花は可愛く、しかも食べられるとあれば、採って食べちゃいたいのは人の常。乱獲は免れなかったのでしょう。

かつてカタクリは、日本各地の落葉広葉樹林の林床で見ることができましたが、他のスプリング・エフェメラル同様、自生地が減少傾向にあります。


最近では、野山に人工的に植え、観光名所としているところもあります。
漫画王国で有名な飛騨市宮川の白木ヶ峰スキー場もそのひとつ。
今が見ごろをむかえています。

自生していたものを20万株に増やして整備したそうです。
見ごたえありそうですね。
週末は天気もよさそうなので、ちょっと足を伸ばすのもいいかも。




41号線をビューンと走って ( 法定速度はまもりましょう ) 、
古川町の卯の花街道の新緑の中をとおりぬけ、
森林浴で体もリフレッシュ。
おなかもすいて、そろそろランチと思ったら
そこは清見町。
森のレストランもすぐそこです。

  

Posted by もりのしぜんがっこう at ◆2009年04月17日14:25自然